法事
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『騙されるニッポン』 青春出版社 ベンジャミン・フルフォ-ド 価格 767円(本体730円+税)
去年12月18日の朝日新聞は「りそな銀行、自民党への融資残高3年で10倍」という記事を掲載しました。この大スクープをモノにしたのは横浜支局時代にリクルート事件の発端となった川崎市助役の疑惑を暴いた実績がある鈴木啓一論説委員だと言われています。「言われている」というふうに不確かな書き方をしているのは、実はこの記事が出る前夜、鈴木さんは横浜港に飛び込んで‘自殺’した事になっていて真相は語られないままになっているからです。この他にも郵政民営化をめぐって‘何’かを追いかけていた読売新聞の記者が自宅前で変死を遂げたり、ルポライターの染谷さんが射殺体となって東京湾に浮かぶという事件が起きています。
事件そのものも恐ろしいのですが、その後の報道が全く途絶えてしまうところに事の不気味さを感じてしまいます。ネット上の書き込みもかき消すようにヒットしなくなりました。何か‘ある力’が見え隠れするようです。こんな情報もタブーなき青い瞳のジャーナリストによって知ることが出来た訳で何とも情けない話です。今は亡き黒田清さんが「もぐら叩きのもぐらの様になって書き続けるのがジャーナリストや」と語っていた事を思い出します。
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21世紀の国富論 平凡社 原丈人 価格 1,470円(本体1,400円+税)
新しい資本主義のルールを作るという目次に眼を惹かれました。
企業は株主の利益の為にあるという考えでは企業自身が金融商品化してしまい、良い製品を作ることではなく短期的な収益だけを目的にせざるを得なくなり、結局は死んでしまう。
本が金融商品化してしまい、中身が問われなくなって売れなくなってしまったのとよく似ていますね。
内閣改造のその日に砂川市の中心市街地活性化基本計画が認定されました。具体的にはどういう事なのか良くはわかりません。誰か教えてください。
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『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』 集英社 森達也 価格 735円(本体700円+税)
太宰治の「新釈諸国噺」を真似た物なのですが、最初にこの題名を見たときは内部告発者の過酷な現実を想像してしまいました。
昨日は午後から愛娘がS画伯ご夫妻をアルテピアッツアにご案内しました。たいそう喜んでもらって娘も嬉しかったようです。
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開梱→集金→S画伯宅訪問→昼食→北大生から質問を受ける→床屋、という忙しい一日でした。
それにしても佐賀北高校、勝ちましたねー。
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『日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり』The end of American hegemony. 徳間書店 カレル・ファン・ウォルフレン 井上実 価格 1,680円(本体1,600円+税)
19世紀末に始まった人類の二つの実験。ソヴィエト・ロシアとアメリカ合衆国。20世紀末にいわゆる「自由主義」が勝利したという話にはなっているけど、どうもこれも胡散臭いと思っています。アメリカの歴史を見てみると、その資本主義経済が抱えている矛盾を「革命」によって解決するのではなく、「戦争」によってインスパイアというか栄養補給されてますます肥大化していくように思えるのです。
つまり資本主義は野放しにすると「より豊かに」なるために「戦争」を創り出してでも「資本」自身の延命を謀るという性質を持っているんじゃないかと思うのですね。ですから「経済発展」が至上命題では無いという事を確認できる装置のような物(例えば憲法9条のような)を設定しておかないとならないと思うのです。
そうじゃないと企業は栄えたが人間は皆その奴隷のようになってしまうと思えて仕方が無いのですよ。
映画「トランスフォーマー」の予告編を観て感じた事。
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『株式会社という病』 NTT出版 平川克美 価格 1,680円(本体1,600円+税)
どうしてこうも不祥事が続くのだろうか?この本は「会社」が教会と同じように呪術的な力を持っていると喝破する。人間は自分たちが作り出して支配していると思っている物によって支配されていると…貨幣・法・国家・会社によってですね。
売り上げが上がり続けなければダメだという呪縛から逃れる事が出来なければ、いつかは反社会的な行為に走ってしまうと言うのです。
そんな甘っちょろい事を言っていたら他社に負けてしまうと考える人は、顧客の支持を失えば会社自体が立ち行かなくなるという事をネグレクトしているに過ぎない。
と、こうやって書いてきて売り上げさえ上がれば何を売ってもいいんだと考えてきた書店業界について考えてしまうね。子供たちが「本」を買わないのならビデオ、それも頭打ちになったらゲームソフトという具合に口当たりの良いジャンクフードのような物を売りつけては売り上げを作ってきた、そのつけが今、回ってきたんだとね。
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『永田町vs.霞が関』 最高権力を奪取する者は誰か 講談社 舛添要一 価格 1,575円(本体1,500円+税)
森・小泉・安倍と三代にわたって総理を輩出した清和会(旧・福田派)と今では民主党と名乗っている旧田中派の奥田敬和、小沢一郎、渡部恒三、羽田孜、鳩山由紀夫、 岡田克也らが争った今回の参院選は振り子が揺れ戻すかのように旧福田派の惨敗という結果に終わりました。
この経過と結果から見て、日本における二大政党というのはかつての角福戦争の二大派閥の事であると了解してまず間違いはないでしょう。という事は日本のように微妙なバランスの上で自身の平和を保ってきた国民の選べる選択肢は随分と限られた範囲に絞られて来ているようです。
であるからこそどちらか一方にフリーハンドに近い議席を与えてしまう事の危険性を国民は感じ取ったに違いありません。地元選出の代議士にまかせっきりにするのではなく、細かな事まで説明を求めていく事が今こそ国民に求められているのです。選挙が終わってからが一番大事。その意味でみのもんたに代表されるテレビの功罪に警鐘を鳴らしている舛添さんの新著は実名が豊富に出てくるだけに新鮮です。
間違っても角福大連立で小池首班指名、その上での憲法改正等というどんでん返しを国民は決して望んではいない事だけは確かです。
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本日も9時開店、36度!もーイヤ。

連休に備えて勇んで発注していた宮部みゆき の『楽園』上下巻が半分に減数されてしまい悔しい思いをしています。仕入に関して力関係が作用するというのはどうしても「しょうがない」のでしょうが、それにしてもお客に訊かれて売り損なうのは何としても悔しいのです。

もっとガッカリしたのはこれ。居眠り磐音江戸双紙の最新刊『万両ノ雪』ですね。佐伯のは全部買うという人が**人いて、店頭での販売分も含めて**冊とお願いしているのにほぼ10分の一。これはガッカリを通り越して怒りすら覚えます。ポスターやら拡材は沢山送られて来ているなんていうブラック・ジョーク。取次の担当者が無能なのか、ボクの手配ミスなのか悔しい頭をお客に下げ続ける連休ではありますよ。
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とうとう30度になってしまいました。日向を歩くとはだしのゲンになったような気分になりました。
皆さんもお休みなのか、アクセスが二桁になってしまいました。

『日本人よ!』 Hej,Japanci! 新潮社 イビツァ・オシム 長束恭行 価格 1,260円(本体1,200円+税)
日曜日のテレビの騒音をブチ切ってオシムの言葉に耳を傾けよう。本当に大事なものが見えてくる。
内容情報 〔BOOKデータベースより〕
自分に「誇り」を持とうじゃないか。66年の経験と果てしない情熱で贈る、明日へのメッセージ。
第1章 日本人とサッカー(日本人でさえも日本を分かっていない;人と異なるものを追求しよう;「リスペクト」という言葉の本当の意味;日本が抱える問題は、大国であるということ;何でも自分で解決する能力を養おう;責任とは「水を運ぶ」ということ;サッカーを数字で測ることはできない);
第2章 代表が意味するもの(人生とは、常に何か新しいものを発見するためにある;選ばれるためには、頭脳とあと少しの自信が必要だ;集団としてのスピリットを忘れるな;ダイレクトに危険な存在にならねばならない;あの時、日本代表のもとに、日本という国があった);
第3章 監督という仕事(サッカーも人生も、いつ何が起こるか分からない;批判は罰ではない;ピッチ上のことの解決策はピッチ上にある;サッカーは芝居じゃない;監督に一番必要なのは「知識」である);
第4章 進化するJリーグ(必要なのは、強い相手との真剣な対戦;自分たちの枠の中だけで満足するな;「未来に何が待っているのか」を論議せよ;だから海外組は呼ばなかった;日本人には時間がない;「審判だって人間」。ならば、監督は何なのか?);
第5章 敵か味方か(メディアに流されてはいけない;ジャーナリストもプロフェッショナルであれ;視聴率よりチーム強化;愛するならば、手助けしてほしい)
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DVDプレーヤーが壊れたので電気屋に見に行ったら4,830円だったのでつい買ってしまった。
126円のガソリンスタンドが138円に値上げした。
29度まで上がるというので朝からエアコンを入れっぱなしだった。
ある出版社(ス****エ****)に注文品の間違い入荷を電話で知らせた。相手はスゴク恐縮して「すぐに出荷します。夏休み明け早々の20日には流通センターに搬入します」と言っていた。
オイラはまるでリゾート地のような土地で毎日が夏休みだーい。
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日本国の借金時計というものを財務省が自身のホームページで公開し始めました。気の遠くなるような数字が表示され、しかも時々刻々と増え続けています。何時の間に、そしてどうしてこんな事に成ってしまったのでしょう?
おそらくはかつての高度経済成長の時代を忘れる事が出来ずにいた官僚と政治家たち、そしてそれをチエック出来なかった選挙民の責任であるのでしょう。 国民は「終身雇用が保証された優秀なエリート官僚」や「圧倒的多数を占める安定与党の政治家」に寄せていた信頼がいともたやすく裏切られるのを目撃してしまいました。
おそらくはどの政党が政権を握ったとしても、国民一人当たり700万円にもなる借金を解消するのは至難の業であることは間違いありません。これから何年にも亘って国民に強いる負担について説明し納得を得るというイバラの道しか残されてはいないのです。
過去の責任、その罪と罰を国民の前に明らかにしていく。その上でこれからの道筋について議論を積み上げるという作業を、与野党共同の責任においてやり遂げなさい、というのが今回の選挙での国民の‘意思’であるのでしょう。
間違っても目先の政治屋たちの合従連衡に惑わされたり、無責任な官僚の逃げ得をゆるしてはイケマセン。これからが本当の国民の出番だからです。
そしてこれこそが機能不全に陥っている官僚制と三権分立と議会制民主主義を立て直す=戦後レジームの見直しに他ならないからです。
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『書き下ろし歌謡曲』 岩波新書 阿久悠 価格 662円(本体630円+税)
亡くなった人の本が売れる時、なんとも言えない寂しさを感じてしまうのです。売れて嬉しいという事の反面、どうして生きているうちに買ってもらえなかったのかという忸怩たる感情が沸いてくるのをとめられないのです。
『中流の復興』 日本放送出版協会 小田実 価格 777円(本体740円+税)
内容情報 〔BOOKデータベースより〕
戦争に正義はない。殺し殺される戦争の連環を、小さな人間に過ぎない市民が断ち切る原理と方法は何か。軍事経済一辺倒の世界史の中で、平和経済でも繁栄が築けることを初めて証明したのが日本だ。酷薄な格差社会を打破し、世界中にほどほどの豊かさと自由を築く鍵は、日本の平和憲法と「中流」にある。行動する作家の祖・小田実が語り明かす、「日本の価値と誇り」。
もちろん故人に対する感情はさまざまあるのでしょうが…
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ああこの手があったのか!と本屋として虚を突かれた思いでした。真っ赤な表紙の本を手にとって、宮城まり子さんの序文を読んだだけで何かこうぐっとこみ上げてくるものを感じます。
「あれ、淳が来た。死んだのうそで、あんなに元気であるいてくる」…なんて文章ですよ。今では文庫の棚に並べてはいても吉行淳之介の本はなかなかに売れなくなってしまいました。こんな時、本屋としては辛いのです。でもね、いい短編があるのですよ。
まり子さんは書いています。そういう若い人に、私は、淳之介さんの短編から入ってもらいたくて、これは本当に夢のような話だけれど、私、私が、選んで、これ読んで下さいっていいたくていいたくてがまんして、それが、夢が本当になって、ここの一冊出来ます。ただ、愛しているから、ただ、愛の表現がこれ。この御本、誰が、なんてったって、これ、あなたへの愛のかたまり。
淳之介さん、受け取ってください。そして、私が選ぶなんてしたこと、ゆるしてください。十三年、たったから、なお愛しています。 まり子
ね、読んでみたくなるでしょう。新刊じゃないから、年月を経てきたものだからこそ、あなたに読んでもらいたい本があるのです。
『宮城まり子が選ぶ吉行淳之介短編集』ポプラ社 価格 1,890円(本体1,800円+税)
午後2時を過ぎてから雷は鳴るは、雨はジャンジャカ降るわで大変です。
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水色のクレヨンを水面に使うな子どもらよ世界はもっと輝いている
総理退陣で揺れる自民党。安倍さんが辞めないで、自民党のゴタゴタが続けば続くほど小沢民主党にとっては点数稼ぎになる事は間違いありません。
しかしこの混乱で一番喜んでいるのは霞ヶ関。財務省は8月からHPで借金時計を発表しだしました。
政治家が混乱しているうちにも借金は膨らみ続け、どちらが政権を握ろうと大増税は止む終えないところまで来ていますよという意思表示ですね。
ウルトラCとしては、大連立の挙国一致内閣を組閣して厚生労働大臣に長妻さんを据えるなんていう手もありますが…
でもね、もしも安倍さんが強いリーダーシップを発揮するとしたら、それは逆に悪夢を招来するような物かも知れませんからねー。霞ヶ関の鬼退治はまだまだ先の事になりそうです。
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