うわー!
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スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』を観たのは高校1年生の時でした。あたかも月面で撮影されたかのような特撮に心を奪われたのです。アポロが現実に月に行くのはそれから2年後ですから、驚くのも無理も無い事でしょう。
宇宙船ディスカバリー号の航行を司るコンピュータはHAL9000です。その大きさは別として、人間と対話しながら仕事を進めていくシーン等はなるほど現在のパソコンの考え方につながる物があって原作者アーサー・C・クラークの想像力には驚嘆してしまいます。
コンピュータの進化では強烈な記憶があります。卸会社の事務機事業部で働いていたのですが、当時の主力商品は歯車で計算するやたら重たいレジスターやまだ4~5万円はする電子計算機でした。72年の夏、12,800円のカシオミニが登場したのです。表示はたったの3桁で四則計算しか出来ませんでしたがとにかく売れに売れ。しかも性能は益々良くなり価格はどんどん下がっていったのです。僕はあれがコンピュータの世界での一大革命であった事をあとで知ることになるのです。人間に寄り添って孤立から共同へと導き、夢を実現する力になれるのがコンピュータであると坂村さんは語っています。
『痛快!コンピュ-タ学』 集英社文庫 坂村健 価格 720円(本体686円+税)
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『装丁の仕事169人』 玄光社mook Book design2008 日本図書設計家協会 価格 2,520円(本体2,400円+税)
『装丁の仕事169人』 という本が出ました。随分と前に編集の方からアンケートを依頼されていました。すっかり忘れていたのですが、ちゃんと活字になって載っていました。P194~P195です。
特集「出版と装丁のこれから」 32 I.T 50代 流通(書店・社長)
Q1 ここ5年以内に、出版物の傾向や流通の変化で、大きかったものは?
ひとつの流れはTSUTAYAに見られる他業種を引きずり込んでチエーン店を展開するやり方。本部による仕入とアルバイトでも出来る様なマニュアル化で本部丸儲け。本は客寄せの手段でしかないから、+ビデオ、+ゲーム等したい放題の店作りに走った。結果、地域の独立系の書店は駆逐され、子供たちは本を買いにきたつもりが、もっと面白そうなゲームに小遣いを使い果たしてしまい、大人が読むに値する書物は店頭から消え、読書人は店頭から去ってしまった。
もうひとつは極端な巨大化。とにかく一番になってその地域を制覇する為に無闇に巨大化する。結果は客に不親切な「倉庫」が誕生した。
上記のどちらもが出版社に支払い3年据え置き、5年払い等の無茶な条件を強いている。取次は売上げの下降を出店の繰り返しによってしのごうとしている。
Q2Q1で答えて頂いたことについて、どう感じておられますか?またそれはなぜだと思いますか?
この付けは、一つは日本人の本離れとなって現れてきているし、出店競争がこのままいつまでも続けられるはずがない。出店があっても、業界全体では先月だって十数パーセントの売上げ減少だから、とんでもないクライシスがいつ始まってもおかしくは無い。
Q3「出版物の内容・傾向」の変化の背景は何だと思われますか?
作り手がすぐに結果を求められ、売り手も現金化を急ぐあまりにつまらない本ばかりが出版される。それが結局読者の本離れを招いている。
Q4将来、本(書籍)、または雑誌はどのようなメディアに変化していくとお考えでしょうか?予測と希望両方をお書き下さい。
本(書籍)、または雑誌が変化していくのではなく、つまらない物は読まれなくなるだろう。面白い物は残っていくに違いない。いくらかでも本の話が出来る人たちに囲まれて暮して行きたいものです。
Q5その変化の中で、装丁の役割はどうなっていくとお考えでしょうか?また、どのような役割を望みますか?
…無回答…
Q6現在の書店の陳列風景、装丁風景について、何かお感じの点などありましたらお書き下さい。
他所の本屋さんは、客の興味を欠きたてるような陳列はしていないなーと思います。例えば文庫だけでコーナーを作るし、しかも出版社別に並んでいます。内容とかでくくって陳列すべきだと考えています。
Q7函入り本について…無回答…
Q8一読者として、いま、どんな本が読みたいですか?
仲のいい友達と明日楽しく過ごすとしたら、何をしたらよいだろうか?そんなヒントをくれる本。
編集の人たちに混じって書店現場からの声が珍しいのか太字で目立つように掲載されていました。
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『クォン・デ』 もう一人のラストエンペラ- 角川書店 森達也 価格 620円(本体590円+税)
札幌ドームでの盛り上がりを見ていて、日本人が一番熱狂したのは何時だったろうかと思いをめぐらしました。札幌オリンピックでの日の丸飛行隊による表彰台独占でしょうか、それとも東京オリンピックで女子バレー‘東洋の魔女’がソ連を打ち破って優勝した時でしょうか。
いやおそらくもっと遡って1905年の日露戦争に勝利した時ではなかったでしょうか。15世紀後半からの大航海時代以降、その圧倒的な軍事力を持って欧米列強は世界中を席巻していました。アジアや中東、南北アメリカ大陸やアフリカ大陸、オセアニアの島々で先住民族は支配され、時には滅ぼされてきたのです。
予想もしなかった日本の勝利は世界中の民族運動に火をつけました。国内ではポーツマス講和条約に対し「弱腰外交を許すな」という朝日をはじめとした新聞は世論を煽ります。日比谷公園に集まった群衆は暴徒化し外務省、内務大臣官邸、警察署、そして講和賛成の論陣を張っていた国民新聞社などを襲撃します。
メディアと民衆のマスヒステリーが特定のカリスマ的指導者を戴かない日本型ファシズムへと雪崩込んでいくのです。ここから40年間というもの日本人は皆で赤信号を亘り始めたのでしょう。
どうにも日本人はスポーツ以外で国家的に熱狂してしまうととんでもない事をしてしまうようです。国際的には通用しないかもしれない第9条でもって枷をはめておくくらいでちょうどいいのでしょう。民主主義の手本とされる米国が常にどこかで戦争を繰り返しているのと比べてもどちらの国民が幸せかは明らかです。
祖国解放運動の為に来日したベトナムの王子の生涯が日本の姿を浮かび上がらせてくれるのです。
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『僕はパパを殺すことに決めた』 講談社 草薙厚子 価格 1,575円(本体1,500円+税)
最後の1冊が売り切れてから、どうやっても入ってきません。講談社では「品切れ」のまま。今日も二人の人から問い合わせがありました。増刷してくれればいいのにと思うのですが…
昨日来店されたブティック社のKさんが「北海道の人間だけは東京にコンプレックスを持っていなくて、平気で東京の悪口を言う。それくらい北海道の事が好きなんだ」と言ったのが印象に残っています。
亀田親子の謝罪会見くらい見ていても気分の悪い物は無かった。持ち上げておいて落としてからまで見世物だ。最初からあんなものはまともなボクサーではないと解っていたのだから、皆で観ないようにすればよかったのだ。面白がって見て置いて、いまさら対象を非難しても自分自身に唾を吐きかけているようなものだ。
天気がイイので店の壁に「いわた書店専用駐車場」と書いてもらっています。
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『下流社会 第2章』 光文社新書 三浦展 価格 756円(本体720円+税)
閉店間際の店にやってきて、テストの出来の悪さを自慢げにしゃべる中学生たちがいます。‘自慢げ’と言ったのは、さほど誇張した表現でもありません。というのは彼らは恐らく数学のテストがたとえ0点であっても、中学は卒業できるし、そこらへんの高校には入れる事を知っているからです。
その高校だって‘本気で’行きたいわけでもなく、中卒で仕事を探すよりは(親も先生もとりあえず高校くらいは行っておけと云うし)とりあえず行ってやるかというくらいの気分で選んでいるようです。
そんな彼らにとっては勉強や授業は耐えなくてはいけない苦役のようなものでしかありませんから、じっと耐えた見返りとしての快楽(ゲーム)が与えられるのは当然であると思っているのでしょう。
もうひとつ熱心に授業をしようとする教師に対して「そんな勉強がなんの役に立つの?」という質問がなされてしまいます。とりあえず「中卒もしくは高卒」という資格のようなものを得る為に入学してやったのに役に立たない苦役に耐えるのはイヤだと云っているのです。
お金があれば何でもできる(様な気がする)と思わせてしまった大人たち、子どもたちの未来までも経済の論理の前に売り払ってしまったツケが今回ってきているように思えてなりません。
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『幸せさがし』朝日新聞社 鎌田実 価格 1,260円(本体1,200円+税)
鎌田センセイの本はいつもイイのです。以下は目次…
第1章 「勝ち」と「負け」の間に本当の幸せがかくれている;
第2章 人生に負けないためには発想を変えればいい;
第3章 幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるんだよ;
第4章 死ぬことも失敗することもこわくない。人生なんてなるようにしかならないのだから;
第5章 健康な体をつくろう、運が必ずやってくる;
第6章 幸せの鍵はつながること;
第7章 学ぼう、感動しよう、人生を生きぬく力を自分で育てよう;
第8章 自分らしく生きれば活路は開ける。きっと;
第9章 丁寧に生きればいい、人生はあなたを裏切らない
昼食後昼寝をしようとしたら寒いのです。ストーブはまだ早いよなーとやせ我慢。12月8日の東京説明会へのチケット、ちょっと遅くなってAIR DOの9,900円はゲットできず、往復23,500円で何とか入手しました。
翌9日の午前中にでも東京の友人たちの誰かに逢えればなーと思っています。
床屋の後は観楓会。
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ベトナムの結合双生児、寝たきりの兄ベトさんが死去したというニュースを聞いてどう感じましたか?
この兄弟が結合した状態で生まれたのは、米軍による猛毒を含む枯れ葉剤作戦が行われた影響だといわれています。ベトちゃんドクちゃんが生まれたのは1981年。ベトナム戦争が終結したのは75年ですから、戦後6年以上も経過してからその影響が発現したのです。
こんな事になってしまうなんて誰が想像したでしょうか。当時、高校生だったボクは毎晩のように仲間と徹夜で議論を続け、自分たちに何が出来るのかを模索していました。大人たちは「気持ちは解らぬでもないが、手段が良くない」とか言いながら高度経済成長の波に乗り遅れまいと必死でした。
戦争だったから仕方の無い事だったのでしょうか。アフガンやイラクでは劣化ウラン弾が使われたといいます。何年もたって生まれてくる命に恐ろしい影響を与えてしまった時、誰が責任を取れると言うのでしょう。
科学者の柳澤桂子さんがチェルノブイリ事故の後で書き下ろした本が文庫になりました。目次の一部を紹介します。
放射能はおとなよりこどもにとっておそろしい。
これ以上エネルギーが必要ですか?
それは心の問題です…
『いのちと放射能』 ちくま文庫 柳澤桂子 価格 588円(本体560円+税)
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T先生に誘われて市立病院のコンペに参加。表彰式の後店に出ています。眠い、ネムイ!
その同じ時間にこんな事件が隣の町内で起きていました。
ショベルカーで突撃 隣家損壊容疑、72歳女を逮捕 砂川(10/07 07:03)
【砂川】砂川署は六日、建造物損壊の現行犯で、砂川市西一北四、ホテル経営松田喜美子容疑者(72)を逮捕した。
調べでは、松田容疑者は同日午前八時五十五分ごろ、同容疑者所有の除雪用ショベルカーを運転し、同容疑者のホテルに隣接する二階建ての民家に突っ込み、木造の外壁を壊した疑い。民家の住民は不在で、けが人はなかった。
砂川署によると、この民家の屋根からの落雪をめぐり、所有者と松田容疑者との間で十数年前からトラブルになっていた。同署は落雪のトラブルに加え、現在行われている民家の改装工事関係者が松田容疑者の敷地に立ち入ることに腹を立て、犯行に及んだとみて調べている。
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『ホ-ムレス中学生』ワニブックス 田村裕 価格 1,365円(本体1,300円+税)
ビンボー話しってのは、それが(傍から観て)どんなに悲惨でも、喋っている当人にとってはもうすでにイイ思い出なのであり、それを乗り越えた今となってはスッゲー自慢話以外の何物でもないのです。
だから飲み会などでたまたま炭鉱出身者が集まったりしていると、ついつい始まってしまうのですよ。
友達が来たから飼っていた鶏を〆て食べたとか、いやウチは散歩についてきた犬を〆たなんて話しで盛り上がって若造たちの顰蹙を買ったりするんですね。でも楽しくって、笑えて、しまいに涙まで出てきて堪らんのですよ。
『 自虐の詩 上・下巻』 竹書房文庫 業田良家 各価格 591円(本体563円+税)
そうして後からしみじみと思うのですね。何だか幸せだったなーとね。もしかしたら何かとてつもなく大切な物を忘れてきたような哀しい気持ちになったりするのですよ。
昨今のビンボー物語のちょっとした流行に触発されてね…
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先月末に突然復活して楽しませてくれていたくすみサンのブログが(やはり)先月で止まってしまいました。沢山書こうとするから良くない。ボチボチでいーのに。ま、また甦る事もあるでしょう。こうご期待!
「夜回り先生」こと水谷先生の講演会が滝川で16日に開催されます。ついては会場において本を販売しサイン会をする事になりました。500人もの講演会だから大変かなー。 娘と二人で頑張ってきます。では、当日会場で…
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なんだかふらふらするなー、と呟いたら優しい娘が「休みを取ってないからだよ、早あがりして温泉でも行っといで」という訳で3時から歌志内の温泉でまったりしてきました。極楽極楽。
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水谷修先生こと「夜回り先生」の事は随分と広く知られるようになってきたようです。講演の様子や活動の内容がテレビで紹介され、視聴者の強い要望で何度も再放送されているからです。
先日も著書『夜回り先生』を買いに来た女の子に訊いてみたら、深夜の再放送を観たとの事でした。「やっと私の事を解ってくれる先生を見つけたみたい。感動しました!」と云うのです。本屋としてもこんなに嬉しい瞬間はありませんね。
確かに子どもたちを取り囲む環境は酷い事になっているようです。肉体的・精神的に虐待され夜の街に逃げ場を求めてしまったり、結局は大人たちの食い物にされてしまう事も少なくないのです。水谷先生はそんな子どもたちを1人でも多く救おうと病身に鞭を打って全国を飛び回っているのです。
ボロボロになった子どもたちを「いいんだよ」と言いながら受け止めてくれて、今日のこの一瞬から「君の明日をつくる」為に最初の一歩を歩き始めようと呼びかけているのです。
10月11日(木)テレビ朝日スーパーモーニングのなかで水谷先生のことが紹介されます。そしてもっとスゴイ事には10月16日(火)ホテル・スエヒロで午後4時から水谷先生の講演会があります。
『あおぞらの星』 夜回り先生と考える 日本評論社 水谷修 価格 1,470円(本体1,400円+税)
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