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だから日本はズレている

Photo関東大震災が一九二三年でした。その後の日本の歴史が今にダブリます。二五年治安維持法、二九年世界恐慌、三一年満州事変、三二年五・一五事件、三三年国際連盟脱退、三六年二・二六事件、三七年日中戦争、そして四五年太平洋戦争敗戦と続きます。これの反省から二度と戦争に至らないように、行政府の独断専行を防ぐための仕組が憲法です。国民(いや世界)の財産とも云える日本国憲法の最も肝心な部分を政府が閣議決定で解釈変更してしまいました。
現代の世界では「強いリーダー」は(気分的には)求められていたとしても不必要です。とりわけ首相がころころ代わっても、それでも何となく上手くいってるような(成熟した)日本では「批判を恐れずに行動に移」すような強いリーダーなんか要らないと言い切っています。29歳の社会学者の視点は新鮮です。文科省の「心のノート」や自民党の憲法改正草案の文章を、まるでJポップの歌詞のようで意味が判らない。「ポエム」じゃ国は変えられないと一刀両断です。誰が安倍さんにそんな権限を与えたのか?立法府や司法はこれにブレーキを掛けられないのか?何も出来ないでいるおじさんたちに、「だからズレている!」と若者からのダメだしです。

『だから日本はズレている』 新潮新書 著者 古市憲寿 価格 799円(本体740円+税)

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